前回の続き。

作成したロードバランサーと、EC2インスタンス、EBS Snapshot、AMI を削除します。



・ロードバランサーの後始末
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実験が終わったのでロードバランサーを消去します。
「Load Balancer → test-lbをチェック → Delete」で消去。


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ダイアログ画面が出ますが、特に気になる警告も出ないので Yes, Delete をクリック。


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ロードバランサー設定前の画面に戻りました。



・EC2インスタンスの後始末
WEBサーバとして利用した web01/web02 のEC2インスタンスも消去します。

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「Instances → web01/web02を両方チェック → Actionsボタン → Stop」とクリックしていきます。両方同時にチェックできるので、STOPさせるだけなら、マトメて処理できます。


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確認ダイアログが出ますが、そのまま Yes, Stop をクリックします。


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しばらく待てば、web01/web02 の両方とも「stopped」の状態になります(その状態になるまで待ってください)。

次は、EC2インスタンスを TERMINATEしたいのですが……Termination Protection が設定されているので直接 TERMINATEできません。さらに、設定変更するのは1台ずつしか出来ないという……まぁ、 Protection の存在意義を考えると当然なのですが、メンドクサイです(x_x;

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Instances 画面で web01 か web02 にチェックを付け、Actions ボタンから Change Terminate Protection を選択します。


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「Terminate Protection を無効にするけど、ホントに良い?」と聞かれるので「Yes, Disable」をクリックします。

上記の Change Terminate Protection の手順を web02 にも同じように適用します。


両方とも Terminate Protection を解除したら、後は、前回の記事でやったように、web01/web02 の両方のインスタンスを Terminate します。
「Instances → web01/web02をチェック → Actionsボタン → Terminate」で操作できます。


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結果としては、web01、web02 ともに「terminated」になって上記のような画面になるはずです。


・AMIの削除
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AMI(Amazon Machine Image)は…今回の作成してあるものは たぶん実体のない名前だけだと思うのですが……残していても困るので消去しておきます。
AWS Management Console で「AMIs → 作成済みのAMIをチェック → De-register」と操作すれば消去できます。


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確認画面。特に問題は無いので Yes, De-register をクリック。



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消去完了画面。


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消去が完了すると、上記のような画面になります。

De-register という名前の通り、AMI 単なるラベルであって、S3 とか EBS とかに保存されているものが実体なのでしょう。たぶん...。



・EBS Snapshot の削除
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EBS Snapshot を削除するので、AWS Management Console で「Snapstops → 作成済みSnapshotをチェック → Delete」と操作します。



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確認画面。Yes,Deleteをクリックします。



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削除が完了すると、上記のような画面になります。



・削除完了の確認
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ロードバランサー、EC2インスタンス、EBS snapshot、AMI とすべて削除したハズなので、EC2 Dashboard に戻って My Resources を確認します。念のため リロードボタンも押下しておいた方が良いでしょう。
「0 Running machines」「0 EBS Volumes」「0 EBS Snapshots」「0 Load Balancers」となっていれば正解。

お金がかかることなので、毎回確認しておきましょう。


これで、ELBを使ったロードバランサーの実験は終了。
次は何をしましょうか...。